yuzupapaの自転車奮戦記

40歳になった暁にロードバイクネタ中心に家族の事など色々と記録しておこうかな。

ついにヤツが来た!そう、roval CLX50だ!

4月にホイール試乗で大垂水峠、雛鶴峠と走って一気にその魅力に取り憑かれ、購入してしまったroval CLX50クリンチャーがついに来ました!


試乗インプレはこちら

http://blog.hatena.ne.jp/yuzupapa529/yuzupapa529.hatenablog.com/edit?entry=10328749687241920780


予定では4月末だったのでもてぎエンデューロでデビューかなーなんて思ってたけど、延びに延びてようやく。

ま、CLX32もとても素晴らしいホイールなんで待ち時間は全然気になりませんでしたが。


はい、どーん!

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やはりハイトが高いとイカつくなりますね。


早速この前の土曜日の早朝に2時間ほど尾根幹往復、連光寺、V坂を走ってきました。


まだ全然乗り慣れていないですが、慣れたコースでのファーストインプレッションは備忘録ブログとしては記しておかねば!ということで感覚だけの自己満インプレです。


その前に事前情報

バイク  SPECIALIZED  TARMAC  SL5

タイヤ  SPECIALIZED TURBO COTTON

ライダー 171cm 60kg 


ヤビツ36分 富士ヒル 74分 JCRC Cクラス、 

キュートな子供2人を持つ普通のサラリーマンライダーです。


比較対象は、同じくrovalのCLX32クリンチャー。

CLX40クリンチャーも保有してましたが、CLX32で充分すぎたことから手放してしまい、すでに記憶が怪しいのでCLX32で比較します。


乗り味別の比較

◯初期加速

50はやはり重い。重量だけだと充分な軽さですがリム自体はそこまで軽くないので漕ぎ出しが重く、32のような初期加速の鋭さ、反応の良さはありません。若干もっさりしてます。

CLX32の勝ち。


◯巡航維持

50の真骨頂。感動レベル。

いつも走っているコースだからこそ体感的にも数値的にも効果がありました。

32〜33kmぐらいからペダルに軽さを感じるようになり、40km前後からもう明らかに32より軽く回る。

ワット数も32と同じ速度を10wは低い数値で走れてました。

CLX50の圧勝。


◯剛性

どちらも硬いですが質が違う気がしました。

32は真円感が強くガチっと硬いのですが、50はどっしりとした感じ。

ただ、ハブが最高に回るし乗り心地もいいので嫌な硬さではなく、推進力を感じる気持ちの良い硬さです。


◯乗り心地

どちらも問題なし。あまり他のホイールは知りませんがロングも全然イケると思います。

突き上げは32の方が若干あるかなーぐらい。

昔愛用していたレーシングゼロと比べると雲泥の差。

ただ、これはタイヤがTURBO COTTONだからかも。このタイヤは転がり抵抗の低さも素晴らしいですが何より乗り心地が素晴らしいので。

引き分け。強いて言うならCLX50の勝ち。


◯制動力

32の方がブレーキの効きがいいです。

個体差かもしれませんが。

CLX32の勝ち。


シチュエーション別の比較

◯平地

CLX50の方が圧倒的に速い。

というか、速度を維持できる。


◯スプリント

スピリント後の速度維持は50ですが、200mぐらいをモガきたおすという形では32の方が速い。ただ、スプリントが苦手で最大パワーが900wぐらいの貧脚なんであまり参考になりませんね。。。


◯登り

まだヒルクライムというほどの坂は試していないですが、6%以上の坂は32よりは重さを感じました。32ならシャキシャキ登れるのを重いな、脚にくるな、という感じ。

3分ぐらいなら速度自体は変わりませんが脚のダメージが違いました。

逆に5%以下の登りは50でも全然速い。 

いつもより重いギアでシッティングで登ると坂とはいえ気持ちよいぐらい進みます。

32はダンシングが気持ちが良いので少し乗り方が変わる感じでした。

ヒルクライムは絶対32ですが、どこまで違うのか試してみたいですね。

大垂水峠とかヤビツとか。


◯アップダウン

これは試乗インプレの際も書きましたが、下った勢いでの登り返しが気持ち良すぎです!

尾根幹ぐらいのアップダウンだと、スピードの落ちが緩いし、そのままの惰性と高い剛性、慣性を活かして脚を使わずにクリアできます。

ただ、その気持ち良さに負けてアタックを繰り返すと32よりも脚にきます。


◯下り

CLX50の圧勝。ここも32との差を明確に感じました。下りが下手なワタクシはちょっと怖かったです、はい。


◯総評

CLX32が万能すぎるエリートなら、CLX50は得意分野がはっきりした天才、という感じ。

もう、メーカーの狙い通りのインプレですいません。

ただ、体重やパワーがある人、ペダリングが上手い人なら評価は少し変わると思います。

自分の場合、エンデューロならいいですが、アップダウンとかある長距離ロードレースの場合、ちょっと32と比べて踏み切れない、繰り返すと脚にくるのが早いかな、と思いました。

パワーがある人なら、50の持つ秘めた力をもっと引き出せると思いますし、もしかしたら50の方が万能エリートという評価になるのではと思います。


レースに出ないロングライド派の人は見た目以外では32の方が絶対いいですね。


でもレース志向の人にとっては50は最高のホイールです!

早くこれでエンデューロ走りたいわー(^з^)-


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うーむ、かっこよす!